TOEICなどの勉強や英会話の練習をしていると、なかなかまとまった時間が取れなかったり、続かなかったりという人がいると思います。
「そんなのは甘えだ!言語をマスターするのに効率が良い方法なんてない!頑張るしかない!」
と言いたい気持ちも分かるのですが、そうはいってもなるべくなら効率よく、続けやすい方法が良いですよね。
そこで、日本にいながらなるべく効率よく英語の勉強ができるコツをご紹介します。
ズバリ、普通に日本語でもやっていることを英語でやること
いきなり結論ですが、これにつきます。
「英語を勉強する!」と意気込んでしまって、英語の長文参考書を買ったり、普段読まないような英語雑誌を買っても、結局あまり続かなかったら意味がないです。
(それらをバリバリ使いまくることを継続できれば最高ですが、今回の話はそれが出来ない場合なので・・)
もちろん外国語を習得するには、その国に行くのが一番ではありますが、日本にいながらそれに近い状態にするには、なるべく継続的に、日常的に発生することを英語で行うことが大事です。
「どうせ普段日本語でも行っていること」を「英語で行う」ことで、時間も節約できます。
これだけだと分かりにくいので、以下におすすめの具体例を3つご紹介します。
①朝のニュースチェックはJapanTimesやNHK WORLDで
社会人の方であれば、別に英語の勉強にかかわらず朝にニュースをチェックすることが多いのではないでしょうか。
まずこの「英語の勉強にかかわらず」というのがポイントです。
逆に言うと「英語の学習のために毎日英語学習アプリを開かないといけない」というのが、続かない原因になります。
「ニュースを読む」という、「どうせ毎日やる」行動を英語で行うことによって、当たり前の習慣にすると言うことです。
ニュースに関しては、「自国のニュースである」というのもポイントになります。英語の学習だといっても、日常で生活してないアメリカやイギリスの話だけでは、そもそも英語力に関係なく話題として知らない話が多すぎる可能性があります。
日本のニュースであれば、英語的に少しわからなくても、話題としてある程度知っていることが多いので理解もしやすく、継続しやすいです。とにかく継続しやすいことが大事です。
なお、海外のニュースも活用してみたい、という人はこちらの記事をどうぞ。
②昼休みのネットサーフィンは英語サイトで
社会人で、昼休みが自由に使える場合は、趣味のネットサーフィンなどに時間を使う人もいるのではないでしょうか。
私はガジェット系が好きなので、新しいスマホやパソコンなどの話題をいろんなブログで見るのですが、これも英語で行うようにしています。
例えばAppleの情報なら「Macお宝鑑定団」というサイトが有名ですが、その代わりに「MacRumors」という英語のサイトを見ることによって、趣味の情報を集めると同時に英語を読む機会を増やします。(一石二鳥で無駄時間削減!)
やはりここでも、わざわざ時間を取るのではなく「どうせ普段日本語で行うこと」を英語で行うというのがポイントです。しかも趣味のサイトであれば、情報の内容が自分が既に詳しいことについて書いているので、英語力が足りなくても読みやすいことが多いです。
③家に帰ったらYouTubeでの暇つぶしも英語で
ここまでくると、もう言いたいことは伝わっているかと思いますが、家に帰ってからダラダラする時間に、わざわざ英語のテキストを出すのは大変ですよね。
もちろんそれも出来ればベストですが、やはり続かないと意味がないので、日本語のYouTubeに時間を使ってしまうなら、英語の動画を見まくったほうがリスニングの練習になります。
私の場合は、やはり自分が興味があるガジェット系のレビュー動画などを、日本人YouTuberの代わりに英語圏のYouTuberの動画で見ています。
そしてこれは本来のメリットとは関係ないですが、結構日本のサイトは英語での情報を訳したものも多いので、先に英語で見た方が情報も少し早いです。
いかがだったでしょうか。
もちろん、机に向かってきっちり単語や文法、長文を勉強するのも必要です。
しかし、どうしても続かない、という人は、今回の記事を参考にして、自分が普段好きでやっていることをそのまま英語で代わりになるモノを探してみてください。大切なのは継続できる状況にすることです。